カツ丼(敦賀ヨーロッパ軒中央店) [ご飯もの]
所在地 敦賀市中央町2-1004 (敦賀市役所隣)
最寄駅 JR北陸本線敦賀駅
日野町産近江鹿カレー(カレーハウスCoCo壱番屋近江八幡サウスモール店) [カレー]
所在地 近江八幡市上田町1278-3近江八幡サウスモール内
最寄駅 JR東海道本線・近江鉄道八日市線近江八幡駅
サトウのメンチカツ(サトウ食品吉祥寺店) [総菜]
所在地 武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
最寄駅 JR中央線吉祥寺駅
スープ入焼きそば [ラーメン]
日野饂飩 [蕎麦・饂飩]
チキンカレー60倍(印度屋) [カレー]
所在地 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 吉祥寺伊勢丹エフエフ館B1F
最寄駅 JR中央線吉祥寺駅北口
立喰いそば(さとう) [蕎麦・饂飩]
所在地 東京都武蔵野市中町1-14-1
最寄駅 JR中央線三鷹駅北口ロータリー
TEL 0422-51-5964
スープカレー納豆 [総菜]
「スープカレー納豆?なんじゃ、それ?」と思われるかも知れない。私もそう思った。たまたま、スーパーの北海道展で見つけ、カレー・マニアとして看過することができずに購入したのである。どう見ても「キワモノ」だが、あのココイチの人気メニューに「納豆カレー」があることを思い出し、物は試しと買ってみたのである。いったいどういうものかというと、要するに、普通の納豆に、カレー味のタレがついているだけである。で、変人を見るような目で見る妻を横目に、食べてみた。なんと「旨い!」。スープカレーというよりは、カレーソースのかかった納豆と言った方がよいとは思うが、とにかく、コクがあって、納豆とよくなじんで、しかも納豆のクサ味が完全にカバーされて、美味しいのである。これなら、納豆嫌いの子どもでも喜んで食べるんじゃないかと思うほどである。そこで、妻に、「だまされたと思って食べてみろ。」と奨めてみた。そもそも妻は、東京生まれの東京育ちのくせに、納豆嫌い。根っからの関西人(!)の私と結婚して、初めて納豆を少し食べるようになったが、敢えて食べたいとは思わない人間だ。当然、「えーっ!」と嫌がったが、かなり強引に食べさせた。と、「これは美味しい。」と言うではないか。そこで、インターネットで検索してみると、楽天市場で取り寄せられることが判明。早速、小樽から取り寄せたところ、これまた納豆嫌いの義母までが、美味しいと言って、自分から積極的に食べるではないか。しかも、「大豆はガンの予防になる」などと能書きまで言いながら、さっさと食べる。これは本物だ。ぜひ皆さんも、だまされたと思って食べてみてほしい。納豆の世界が、いかに奥深いか、よくわかると思う。因みに、この納豆店は、いろいろとタレを工夫したり、選り抜きの大豆を使ったりして、何種類もの納豆を販売しているが、いずれも、美味しいこと、請け合いである。
小樽坂田納豆本舗楽天市場店 (楽天市場での取り扱いは2008年9月に終了となりました。)
坂田醗酵食品株式会社 北海道小樽市銭函3丁目319-1
(TEL) 0134-61-2131 (FAX) 0134-62-1171
さくら漬 [総菜]
皆さんは、「さくら漬」をご存知だろうか。「よくコンビニ弁当などに入っているうすいピンク色をした短冊形の漬物」と言えばわかると思う。この「さくら漬」、いったいどういう漬物なのか、詳しいことを知っておられる方は、ほとんどいないと思う。あるいは、「大根の漬物」と勘違いされている方も多いのではないだろうか。「さくら漬」は、本来は日野菜という蕪の一種を塩で漬け、酢や味醂で味付けしたものである。材料の日野菜は、私の出身地である滋賀県蒲生郡日野町が原産で、写真(上)のように、ひょろっと細長い形状をしている。初冬の、初霜が降りた後ぐらいに収穫され、その他の時期に作ることは大変難しい品種である。この日野菜を、短冊形に刻み、塩で1週間ほど押す。水が上がってきたら、桶から取り出して、酢、味醂で味を調えるのである。人によっては、あく抜きをする場合もあるようだが、あくが日野菜の風味でもあるので、我が家では一切あく抜きをせず、やや酢を多めに入れる。着色料は一切入れないが、鮮やかな色が出るのが特徴である。これがあると、いくらでもご飯を食べられる。市販品になかなかよいものがないので、私は、冬になると田舎から日野菜を取り寄せて、自分で漬けているのである。
青函連絡船「紅鮭弁当」 [弁当]
2007年1月22日、かの有名な新宿京王百貨店の駅弁大会に出かけた。中央大学在学中、鉄道研究会に所属していた私としては、駅弁と聞くだけで、口中に涎が充満するわけだが、新宿京王百貨店の駅弁大会は、さすがに日本一の規模・伝統を誇るだけあって、毎回必ず超満員で、人気駅弁には長蛇の列。行列がことのほか嫌いな私としては、気になりつつも、決して足を向けることのないイベントであった。しかし、今回だけは何としても行こうと心に決めていた。と言うのも、今回は、あの青函連絡「紅鮭弁当」の復刻版が販売されると聞いていたからだ。もう20年ほども前、中央大学鉄道研究会の冬期合宿で、2月下旬の酷寒の北海道へ渡り、氷点下15度のピリピリする空気と、一面の銀世界の真ん中に黒々と伸びる2条の鉄路に完全に魅せられてしまった私は、学割+冬期割引の北海道ワイド周遊券や青春18きっぷを最大限活用して、東京と北海道とを何度も往復した。学生の貧乏旅行のこと、長時間列車に揺られて青函連絡船桟橋に着き、乗船して真っ先に、いかにも安っぽい「紅鮭弁当」を確保し、2等船室の2人掛けシートでごろ寝。1時間ほどして目が覚めると、おもむろに「紅鮭弁当」の蓋を取ったものだ。ほどなくして、青函トンネルが開通し、青函航路が廃止されて、「紅鮭弁当」ともお別れとなってしまった。あれから20年、再び、「紅鮭弁当」と対面したわけである。最末期には、まるでコンビニ弁当のようなプラスチックの容器であったが、今回は、それより少し昔の姿を再現したもののようであった。しかし、白いご飯に、薄い塩鮭とわずかなおかずが乗っているだけの、素朴な弁当は、しかし、変わらず、美味しかった。なんだか、涙が出そうになった。